紙本著色地獄草紙断簡 勘当の鬼
勘当の鬼(かんどうのおに)は、12世紀後半(平安時代末-鎌倉時代初頭頃)の絵巻。作者未詳。松永家旧蔵品、現在は福岡市美術館に所蔵されている。重要文化財。
絵巻物の断簡であり、「勘当の鬼」という呼称は残存している詞書部分からのものである。紙本著色地獄草紙とされており、『地獄草紙』(東京国立博物館蔵)ならびに『辟邪絵』と詞書の筆者が同一人物ではないかと見られている[1]。もとは同じ絵巻物の一部であっただろう別の断簡(伝寂蓮筆)の放射性炭素年代測定結果も、12世紀後半から13世紀前半の年代を示している[2]。