勝利の日まで (映画)
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歌謡
映画
東宝製作[3]。前線の海軍将兵の慰問映画として作られたオールスター映画[1]。後に一般にも公開された。モノクロ[2]、スタンダード[2]。
慰問映画ながら、ハリウッドミュージカル映画を思わせる娯楽作となっており、戦時中の作品としては異色作と評される[4]。
監督は今井正が担当する予定だったが、彼が応召したので成瀬巳喜男が代わって担当した。後にゴジラシリーズなどを手掛ける東宝プロデューサー田中友幸の、初担当作品でもある[5][4][3]。田中は、本作品にて後にともにゴジラを手掛けることになる円谷英二と出会ったが、この時点では深い付き合いはなかったという[1]。
フィルムは冒頭の15分程度を除いて散逸している[3][6]。これは、終戦後にGHQによって上映禁止とされた際、フィルムが破却されたためとされている。
小説家の小松左京は、公開当時は連日空襲が続いていた時期であったため、本作品を観てかえって敗戦を予感したという[7]。
あらすじ
戦線慰問のため、博士(徳川夢声)は慰問爆弾(笑慰弾)を開発する。それは戦地に向けて発射し、爆発すると芸能人が現れて得意芸を披露するというものだ。高峰秀子が飛び出して歌を歌ったり、古川緑波が出てきたら声帯模写を演じ、エンタツ・アチャコは漫才を披露する。だが、一弾だけが不発して海底へ向かう。そこには高勢実乗が乗っており、得意のギャグ「アノネオッサン、ワシャカナワンヨ」と言いながら沈んでいくのであった[7]。