北川宏

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北川 宏
生誕 1961年
国籍 日本の旗 日本
研究分野 化学(固体物性化学、無機化学、ナノ物質科学)
研究機関 京都大学大学院理学研究科
九州大学大学院理学研究院
筑波大学化学系
北陸先端科学技術大学院大学
出身校 京都大学
主な業績 非平衡合成による多元素ナノ合金
固体中の超プロトン伝導
配位高分子・金属ナノ粒子の研究
主な受賞歴 日本化学会学術賞
井上学術賞
マルコ・ポーロイタリア科学賞
文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
プロジェクト:人物伝
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北川 宏(きたがわ ひろし、1961年 - )は、日本化学者大阪市生まれ。京都大学大学院理学研究科教授[1]。専門は固体物性化学、錯体化学、無機化学ナノ物質科学。非平衡条件下での多元素ナノ合金の合成や、固体物質における超プロトン伝導の研究で知られる[2]

奈良県立奈良高等学校卒業。京都大学理学部を卒業後、同大学院理学研究科化学専攻にて博士(理学)を取得した[2]

1991年から1994年まで岡崎国立共同研究機構分子科学研究所助手、1994年から2000年まで北陸先端科学技術大学院大学材料科学科助手を務めた[3]。1993年から1994年にかけて、英国王立研究所Davy-Faraday研究部門客員研究員。

2000年に筑波大学化学系助教授、2003年に九州大学大学院理学研究院化学部門教授に就任[4]。2009年より京都大学大学院理学研究科化学専攻教授(現職)[1]。この間、京都大学理事補(研究担当)なども歴任した[5]。現在、京都大学副プロボスト、理事補(企画・調整担当)、総合研究推進本部研究ファシリティ部門長。

南京大学招聘教授なども務め、中国の複数大学で客員教授として講演・指導を行っている[3][6]

研究

北川の研究は、金属錯体・配位高分子・金属ナノ粒子・低次元電子系などを対象とし、固体物質における電子・プロトンの協同的量子物性に焦点を当てている[1]

特に、世界に先駆けて非平衡合成法を駆使して、本来は相分離系である合金をナノ固溶合金化(通常混ざらない金属を原子レベルで均一に混合させたナノ合金の作製)に成功し、新規機能性材料の創出に寄与した[7]。また、固体電解質中の超プロトン伝導の分野でも先駆的研究を行っている[7]

これらの成果は、水素吸蔵材料、触媒燃料電池関連材料などへの応用が期待されている[4]

受賞歴

脚注

外部リンク

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