1990-1994年の雲仙普賢岳噴火の調査によって、橘湾地下13km付近から斜めに仰角40-50度の角度でマグマが上昇し、普賢岳に供給されたことが判っている[7]。その際に雲仙市市街地の東側地下に(猿葉山東南東の雲仙市千々石町岳地区)第二のマグマだまりを形成したことがわかっている[6]。1995年の雲仙岳溶岩噴出停止後は、震源地分布が橘湾内部に限定されるようになり、これはカルデラ内のマグマ溜まりの収縮によるものとされている[6]。雲仙温泉・小浜温泉・普賢岳・島原温泉等の熱源は、全てこの千々石カルデラのマグマ由来だとされている。