千人針 (映画)
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日本国内ではフィルムは戦災等で消失し、存在を知る者はごくわずかな存在だった。また、国産フィルムによる撮影ではなかった為、従来、日本初のカラー映画は1951年(昭和26年)の『カルメン故郷に帰る』とされてきた。
長らく現存しないとされてきたが、2003年(平成15年)8月にモスクワのロシア国立フィルム保存所(ゴスフィルモフォンド)のアーカイブ整理で、66年ぶりにフィルムが発見された。1945年(昭和20年)8月9日にソ連対日宣戦布告により、中国東北部(旧:満州)に侵攻したソ連軍によって接収されたフィルムで、NHKのドキュメンタリー番組で広く知られるようになった。ただし、オリジナルフィルムが1,062mあったのに対し、現存するのは半分近くの534mである。
発見後、IMAGICAによりデジタル復元版が制作され、2017年(平成29年)5月14日・20日に東京国立近代美術館フィルムセンターで公開された。