博展
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査等委員会設置会社 |
| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F |
| 設立 | 1970年3月 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 3010001099004 |
| 事業内容 | 「Experience Marketing」を事業領域とした、コンタクトポイントにおけるコミュニケーション開発及び統合型マーケティングソリューションの提供 |
| 代表者 | 代表取締役 社長執行役員 CEO 原田 淳 |
| 資本金 | 2億5,948万円(2025年12月末) |
| 売上高 | 連結233億3,600万円(2025年12月末) |
| 従業員数 | 単体501名 連結586名(2025年12月末) |
| 決算期 | 12月 |
| 主要株主 | T&Pホールディングス 37.47%(2024年12月末) |
| 外部リンク | www.hakuten.co.jp |
株式会社博展(HAKUTEN)は、東京都中央区京橋に本社を置く、イベントプロモーションや展示会の企画・デザイン・施工などを手掛ける日本の企業である。東京証券取引所グロース市場に上場している(証券コード:2173)。
事業内容
1970年に設立された同社のルーツは、歌舞伎の舞台装飾にある。設立当初は展示会や大規模見本市のブース装飾や施工を中心としていたが、その後、デザインや設計の領域へと事業を拡大した。現在では、リアルとデジタルを組み合わせたコミュニケーションデザイン(体験デザイン)を事業領域としており、企業の展示会出展サポートのほか、一般消費者(BtoC)向けのプロモーションイベント、店舗や企業ミュージアムといった常設空間の設計、行政と連携した街づくりなどの分野へと事業を展開している。
事業の特徴として、企画からデザイン、制作・施工管理、現場運営までを自社内で一気通貫して行う体制を構築している点が挙げられる。東京都江東区辰巳には大規模な自社制作拠点「HAKUTEN T-BASE」を保有しており、9割が広告代理店等を介さない直接取引となっている。また、消費型のイベントビジネスにおける環境課題への対応として、専門のサステナビリティ推進体制を設け、リサイクル素材の活用や環境負荷の少ない工法による「資源循環型イベント」の実装などに取り組んでいる。
「エクスペリエンスマーケティング(体験を通じたマーケティング)」を軸に、主に以下の領域で事業を展開している。
- BtoBマーケティング事業:企業を対象に、展示会、商談会、カンファレンス、プライベートショーなどにおける出展支援や企画・運営を行う。
- BtoCマーケティング事業:企業を対象に、ポップアップイベントや各種プロモーション企画などの体験領域を通じたブランディング支援を行う。
- 商環境事業 :店舗、ショールーム、企業ミュージアムなど、常設の施設における空間づくりや施設開発を行う。
- 行政・自治体事業 / 街づくり関連:行政や自治体、ディベロッパーなどと連携し、地域活性化や街づくり、教育に関するプロモーションや社会実験プロジェクトなどの企画・実行を担う。
- 海外プロモーション支援 :欧州、アジア、米国を中心とした各国のパートナーネットワークを活用し、日系企業が海外で行う展示会出展やイベントプロモーションの企画立案から実行までを行う。
沿革
沿革は博展のIR情報に拠る[1]。
- 1967年2月 展示会、ディスプレイの企画、施工を目的として東京都葛飾区にて創業。
- 1970年3月 展示会、ディスプレイ、イベント及び商業施設の企画、制作及び施工を目的とし、創業者田口博が資本金500千円で東京都葛飾区に「株式会社博展」を設立。
- 1992年1月 埼玉県八潮市に制作スタジオを新設。
- 1992年2月 代表取締役社長に田口徳久が就任。
- 1994年9月 東京都千代田区に営業所を新設。
- 1998年4月 空間デザイン部を新設。
- 2001年9月 東京都中央区に本店を移転。
- 2008年2月 大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」(東京証券取引所 旧JASDAQ)に株式を上場。
- 2009年 「コミュニケーションデザイン」「Communication Design」を商標登録。
- 2010年6月 代表取締役社長に田中正則が就任。
- 2010年11月 プライバシーマーク認定事業者の資格を取得。
- 2012年10月 代表取締役会長兼社長に田口徳久が就任。
- 2013年4月 商環境サービスを開始。
- 2014年4月 デジタルコンテンツ&マーケティングサービスを開始。
- 2015年4月 イベントプロモーションサービスを開始。
- 2015年12月 米国「サステナブル・ライフ・メディア社」とパートナーシップ契約を締結、2月 「サステナブル・ブランド国際会議」を日本で初開催。
- 2016年6月 英文商号をHakuten Corporationに変更。デジタルエクスペリエンス株式会社(旧 株式会社スプラシア)を完全子会社化。
- 2019年7月 展示会パッケージブースをネットで設計・発注できるサービス「パケテン」を開始。
- 2020年7月 東京都江東区に共創スタジオ「HAKUTEN T-BASE」を新設。
- 2021年9月 株式会社ニチナンを完全子会社化。
- 2022年4月 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場に移行。
- 2023年3月 サステナビリティ委員会の設置。
- 2023年4月 原田淳が代表取締役 社長執行役員COOに就任。
- 2023年8月 国連グローバル・コンパクトに署名およびグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンへ加入。
- 2023年10月 東京都中央区京橋(東京スクエアガーデン)に本店を移転。
- 2024年10月 株式会社ヒラミヤを完全子会社化。
- 2025年1月 サステナビリティ推進部、「ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)」を取得。
- 2025年6月 「サステナブル・ブランド」に関連する国内事業、株式会社Sincへ事業譲渡。
事業所
- 東京本社
〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
- 西日本事業所(2014年7月~ )
〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋3-2-7 ORIX 高麗橋ビル5F
- 中部営業所(2018年4月~)
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク ビジネスセンタービル21F[2]
- スタジオ HAKUTEN T-BASE(2020年7月~)
〒135-0053 東京都江東区辰巳3-13-25
- スタジオ HAKUTEN E-BASE(1992年~)
〒340-0834 埼玉県八潮市大曽根1303
受賞歴
国内外のデザイン賞(iF DESIGN AWARD、日本空間デザイン賞など)を多数受賞している。
代表的な受賞作品および主な受賞歴は以下の通り。
- Red Dot Award: 「在る美」にてBest of the Best grand prixを受賞(2024年)
- NY ADC賞: 「平和の軸」にてBEST OF DISCIPLINE・GOLDを受賞(2021年)
- A' Design Award: 「Life Science Code」にてPLATINUM(2025年)、「 World Dental Show 2023 Morita Booth」にてSILVER(2025年)、「HAKUTEN KYOBASHI OFFICE」にてBRONZEを受賞(2025年)
- International Design Awards:「土着の知 Local Techniques Japan」にてSilverを受賞(2024年)
- MUSE Design Awards:「ORGATEC TOKYO 2025 KOKUYO Booth」にてExcellent Architecture部門 Winnerを受賞(2025年)
- 日本空間デザイン賞:「KARAKUSA 線が奏でるリズム」にてGOLD PRIZEを受賞(2025年)
- 日本サインデザイン賞: 「平和の軸」にて大賞 / 経済産業大臣賞を受賞(2021年)
- ディスプレイ産業賞: 「東レ・メディカルショールーム」にてディスプレイ産業大賞(経済産業大臣賞)を受賞(2015年)
主な国際デザイン賞
- iF DESIGN AWARD、Red Dot Award、NY ADC賞、FRAME Awards、A' Design Award、Sky Design Awards、German Design Awardなどで最高賞や金賞を含む多数の受賞歴がある。
- 海外展示会に関するEXHIBITOR Magazine’s Annual Exhibit Design AwardsでもGold Award等を複数回受賞。
主な国内空間・デザイン賞
- 日本空間デザイン賞(金賞・銀賞・ヤングタレント賞など多数)
- ディスプレイ産業賞(経済産業大臣賞・優秀賞など)
- Tech Direction Awards(アーカイブデザイン賞)
- GOOD DESIGN AWARD
- KIDS DESIGN AWARD
サステナビリティ
- 2025年1月:持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格である「ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)」認証を取得。
- 2025年7月:国際的なサステナビリティの評価機関であるEcoVadis社のサステナビリティ評価において、全評価対象企業のうち上位35%にのみ与えられる「ブロンズメダル」を獲得。