吉澤翠

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生年月日 (1989-06-24) 1989年6月24日(36歳)
国籍 日本の旗 日本
よしざわ みどり
吉澤 翠
生年月日 (1989-06-24) 1989年6月24日(36歳)
国籍 日本の旗 日本
職業
ジャンル アニメーション
活動期間 2012年 -
主な作品
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吉澤 翠(よしざわ みどり、1989年6月24日 - )は、日本女性アニメーターアニメ演出家監督

経歴

多摩美術大学を卒業後、2012年頃にアニメ業界へ入り、スタジオ・ルナでアニメーターとしてキャリアをスタートさせた[1]。同スタジオで1年ほど勤務した後、東映アニメーション制作の『ONE PIECE』に演出助手として携わる。2014年以降は、シャフトが制作する作品を中心に活動し、2024年には『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』の初めて監督を担当した[2]

作風

ライターのリチャード・アイゼンバイスは、吉澤の演出について、これまでのシリーズに見られた静的で構築的な画面構成に対し、より躍動的で活動的な表現を取り入れていると分析している[3]。アイゼンバイスによれば、吉澤はキャラクターをより近接した人間的なアングルから捉える手法を用いており、シリーズ伝統の記号性を保持しつつも、より実存感のある演出を行っているとされる[3]。また、同氏は吉澤がゴシックホラー風のデザインや、板金を切り抜いたカットアウトを用いる童話的な表現など、多様なビジュアルを駆使している点も特徴として挙げている[4]

ライターのあにもには、シャフト作品における伝統的な実写活用の手法を吉澤が再解釈していると指摘している[5]。あにもにの分析によれば、『忍者と殺し屋のふたりぐらし』第5話において、多くの料理が実写で描写される中で「味噌汁」のみが精緻な作画で描かれたのは、作画をアニメキャラクターにとっての「現実」、実写を「虚構」と位置づける意図があったとされる[5]:2。これにより、キャラクターが味わう「生活の手触り」や内面的な喪失感を際立たせる効果が生まれていると同氏は述べている[5]:2。あにもには、こうした既存の演出美学を再構築する吉澤の姿勢を、新房昭之以降の「ポスト新房」体制におけるシャフト演出の新たな到達点として評している[5]:1

参加作品

脚注

外部リンク

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