名探偵に薔薇を

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名探偵に薔薇を』(めいたんていにばらを)は、城平京による推理小説。第八回鮎川哲也賞最終候補作であり、同作者の長編ミステリデビュー作(ただし、これより先に光文社文庫の公募アンソロジー『本格推理』第10巻に「飢えた天使」と言う短編が掲載されている)である。

「第一部 メルヘン小人地獄」と「第二部 毒杯パズル」の二部構成になっており、「小人地獄」という架空の毒薬を巡って起きた事件が描かれている。

同作品の第二部となる「毒杯パズル」は、城平が初めて書いたミステリであり、大学の文芸部誌に掲載されるに留まった。1年後、「毒杯パズル」の改稿を思い立ち、それに当たり名探偵の業績や謎の毒薬である「小人地獄」の来歴を盛り込んだ同作品の第一部となる「メルヘン小人地獄」を追加し、1997年3月に二部構成の長編小説として完成された[1]

賞の選考の際、ラストの展開に前例があったことに難色を示した審査員もいたが、城平は第二部の原型を完成させた時には既にそれを知っており、その上で前例を知る者でも真相に辿り着きづらいよう工夫されている[1]

あらすじ

始まりは各種メディアに送付された『メルヘン小人地獄』という童話であった。そこには、毒薬を作った博士と毒薬の材料にされた小人達の因果の物語であり、猟奇的とも言え、それが書かれ送付された意図は不明であった。

やがて、童話をなぞるように第一の事件が発生し、世間の注目を集めることとなる。やがて第二の犠牲も出たものの、容疑者にはアリバイがあり逮捕が困難。そこに名探偵が現れ、鮮やかに事件を解決する。

だが、それが原因で後に再び事件が起きることとなる[2]

登場人物

脚注

外部リンク

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