向日葵の咲かない夏

道尾秀介の小説作品 From Wikipedia, the free encyclopedia

向日葵の咲かない夏』(ひまわりのさかないなつ)は、道尾秀介による日本小説

概要 向日葵の咲かない夏, 著者 ...
向日葵の咲かない夏
著者 道尾秀介
発行日 2005年11月
発行元 新潮社
ジャンル ミステリー
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 268
コード ISBN 978-4-10-300331-1
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第6回本格ミステリ大賞候補となった[1]

作者は『野性時代』(角川書店2009年3月号でのインタビューで、本作が読者から、“物語が陰惨”、“登場人物が可哀想すぎる”などと評されたことを明かしている。

累計発行部数は約132万2500部[2]

あらすじ

一学期の終業式の日、欠席したS君にプリントを届けるためにS君の家を訪れたミチオ。声をかけても応答がなく、中に入ってみると、きい、きいとおかしな音がした。S君はいた、自分を見下ろして。呼んでも返事がなく、よく見ると、S君の首はロープに繋がっており、足は地に着いていなかった。S君は首を吊って死んでいたのだ。

急いで学校に戻り、担任の岩村先生に伝え、ミチオは一旦家に帰される。その後、岩村先生と2人の刑事が家に来るが、ミチオにもたらされたのは、“Sの死体なんてなかった”という知らせだった。「嘘じゃない、確かにS君の死体を見た」と懸命に主張し、結局行方不明事件として捜査されることとなった。

それから1週間後、ミチオの前にS君があるものに姿を変えて現れ、“自分は殺されたんだ”と訴える。ミチオは妹のミカと共に、S君を殺した犯人を探すこととなる。

登場人物

ミチオ
小学4年生。家はゴミで溢れ返っており、まともな部屋は子供部屋のみ。ゴミを捨てようとすると母親が怒鳴り散らす。母親のミチオとミカへの接し方には雲泥の差がある。
S君
ミチオのクラスメイト。身体が健康ではないためよく欠席していた。一部のクラスメイトからいじめられていた。
ミカ
ミチオの妹。3歳。ミチオより大人びた発言をすることもある。
古瀬 泰造(ふるせ たいぞう)
クヌギ林の近くに住む老人。妻を亡くしてからは一人寂しく暮らしている。毎朝、林の中の百葉箱のデータを取るアルバイトをしている。
トコお婆さん
製麺所のお婆さん。ミチオやミカの相談に乗ってくれるよき相談相手。
岩村(いわむら)
ミチオの担任教師。
スミダ
ミチオが想いを寄せるクラスメイトの少女。席はミチオの後ろ。
美津江(みつえ)
S君の母親。母子家庭を支えるのに必死だった。S君がしていたことを気味悪く思っていた。
谷尾(たにお)
捜査一課の年配の刑事。
竹梨(たけなし)
捜査一課の若い刑事。

脚注

外部リンク

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