人間の様々な感情ということを意味する。喜び、怒り、悲しみ、楽しみなどと言った人間のあらゆる感情をまとめてこの言葉で表現する[1]。
この言葉は中国の儒教の経典である『中庸』が由来である。そこには未だに喜怒哀楽を発していない状態というのは中庸であるということが述べられている。この中庸という状態は、過不足が無く調和が取れている状態であるということである。ここでは人間というのは、喜怒哀楽というものを過不足ない状態にして、節度を保つということが重要であるということが説かれていたのであった[2]。このようにして中となっている者というのが世界においての偉大な根本であり、このようになった和である者というのが世界ではいつでもどこでも通用する道であるとされる。この中と和という状態に至ることで、天地の状態は正しくなり、あらゆるものが健全に育つようになるとされる[3]。