固有派生形質
From Wikipedia, the free encyclopedia

系統学において、固有派生形質(こゆうはせいけいしつ、autapomorphy)とは、ある分類群に固有の派生的な形質状態である。単一の分類群にのみ見られ、焦点を当てる分類群(種、科、その他のいかなるクレード)に近縁な他のいかなる分類群や外群にも見られない[2] 。ゆえに固有派生形質は一つの分類群に関する派生形質である[3] 。固有派生形質(autapomorphy)という語は1950年にドイツ人昆虫学者ヴィリー・ヘニッヒによって造られた語であり、ギリシャ語の αὐτός, aut- = "自身"; ἀπό, apo = "分ける"; μορφή, morphḗ = "形" からきている。