国民体育大会セーリング競技
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競技種目
国スポで行われる種目は、ヨットの種類・成年男子・成年女子・少年男子・少年女子で分けられており、現在計10種目。国体で使用される船はセーリングディンギーとよばれる小型艇である。ここでの分類はヨットの種類での分類で解説する。
470級
470級は3枚帆のプレーニングタイプの高速高性能艇を使用する競技。470級は成年男子のみ行われるクラスである。オリンピックのセーリング競技にも採用されている種目であるため、大学生・実業団・一般などで急速に普及してきた種目である。96年アトランタ五輪では日本女子が銀メダル、04年アテネ五輪で日本男子が銅メダルを獲得しており、日本人向きのクラスであるといわれている。
- 船の概要
- 全長4.70m. 幅1.68m. 帆面積26.60m2 乗員2名
セーリングスピリッツ級
セーリングスピリッツ級は成年女子で行われるクラス。宮崎国体(01年)から取り入れられたクラスで、当時は成年女子のみ行われるクラスだったが秋田国体(07年)から少年男子・少年女子でも行われるようになった。ちなみに二人乗り種目である。 現在は、成年女子のみとなっている。
- 船の概要
- 全長4.30m. 幅1.74m. 帆面積22.5m2 乗員2名
シーホッパー級スモールリグ
シーホッパー級SRは成年女子・少年男子・少年女子で行われるクラス。国内で普及している1人乗りクラスの一つである。スモールリグ=SR、SRとは『小さい艤装品』 福岡国体(90年)から取り入れられたクラスで、初心者・ジュニア・女性などに広く普及している。※現在は、レーザーラジアル級に変更されている。
また一流セーラーにも強風下での練習用として使用されている。
- 船の概要
- 全長4.24m. 幅1.44m. 帆面積6.40m2 乗員1名
シングルハンダー級
シングルハンダー級は成年男子でのみ行われるクラス。神奈川国体(98年)から取り入れられたクラスで一人乗り種目の一つである。 国内で最も普及しているシーホッパークラスとレーザークラスが同時に競技するクラスで、二種類の船が同時にレースをする唯一のクラス。
- シーホッパー級の概要
- 全長4.24m. 幅1.44m. 帆面積7.70m2 乗員1名
- レーザー級の概要
- 全長4.23m. 幅1.37m. 帆面積7.06m2 乗員1名
ウィンドサーフィン級
ウィンドサーフィン級は成年男子・成年女子で行われるクラス。愛知国体(94年)から正式種目になったクラスで、セーリング種目の中で一番体力が必要な種目である。なお、一番スピードの出る種目でもある。
- 船の概要
- 全長3.60m.~3.84m. 幅0.675m. 帆面積7.50m2以下 乗員1名
廃止された競技種目
競技方式
国体のセーリング競技では、フリートレース方式を採用している。フリートレース方式とは、多数のヨットが同時にスタートし、海上に設置してあるマークブイに決められた順番で到達し、ゴール地点にいかに早く到着するかを競う競技である。順位、および成績決定方法は成立したレースにおける得点合計がより少ない艇を上位とし、さらに獲得得点に各種目ごとの順位得点を加えて、再算出した得点の合計が少ない艇を上位とする。一種目のレース回数は大会によって変わるが、近年の大会では5回行われる傾向である。ただし海の状態によってはレースが中止になる場合が多いため、1レースでも成立していれば、それまで行われたレース結果を最終成績としている。