土壁
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構造
工法
Norman Davey著『建築材料の歴史』では、土壁をせき板や型枠を用いない方法、せき板や型枠を用いる方法、土(粘土)のブロックを積み上げる方法、泥で煉瓦を作り予め乾燥させて用いる方法の4種類に分ける[3]。
特に、せき板や型枠を用いる方法は、古代アイルランドでは籠枠を使って円形住居が作られたほか、ローマ時代の建築にもこの方法を使ったものがある[3]。木の板や丸太などを並べて仕切った空間に土を詰めて突き固める中国や日本の版築もこの方法にあたる[3]。日本では一般的に竹の骨組みを縄で組み(竹小舞、たけこまい)、藁などを練り込んだ土で塗り込めた壁を土壁ということが多い[4]。フランスのピセ(Pise de terre)も木枠を使って土を入れて突き固めたものである[3]。
一方、ペルシア語でチネ(chineh)、アラビア語でタウフ(tauf)またはトウフ(touf)と呼ばれる土壁は、せき板や型枠を使わずに切り藁や積草を泥と混ぜて固めたものである[3]。
