在タイミャンマー人
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在タイミャンマー人(ざいタイミャンマーじん)は、タイの移民人口のうち最多数を占める。2014年ミャンマー国勢調査によれば、タイにはミャンマーでの在住歴を有する人口が1,418,472人存在する。これは、在外ミャンマー人の人口のおよそ7割にあたる[1]。タイのミャンマー人は3つの類型に大別することができる。すなわち、専門技能を有する職業従事者、低技能労働者、紛争を逃れた難民である。
タイのミャンマー人出稼ぎ労働者は、漁業・水産品加工業、建設業、繊維産業、家事労働などに従事している[2]。マッコーリー大学のショーン・ターネルは、2013年にタイからミャンマーへの仕送り額が3億アメリカ合衆国ドルを超えるとの推計を出している[3][4]。ミャンマーからタイへの人口流入は1970年代、1962年ビルマクーデターおよびその後のビルマ式社会主義にともなう経済低迷と内戦を通してはじまったものである[5]。ミャンマー人移民はタイ王国の経済に大きく寄与しており、同国の国内総生産の5%から6.2%を産出している[6]。
タイ最大のミャンマー系移民コミュニティはサムットサーコーン県にあり、およそ200,000人のミャンマー人がいる[7][8]。それ以外には、メーソット[9]、ラノーンにも大規模なコミュニティがある[10]。
2003年、タイ・ミャンマー両政府は出稼ぎ労働者の流出入を公的に認め、ミャンマーから直接労働者を募集する政府プログラムを通した移民を合法化する覚書に署名した。さらに、国籍確認手続きを実施することにより、移民労働者は一時的なパスポート、身分証明書、タイに2年間滞在するためのビザを取得し、就労資格を合法的な地位へ変更できるようになった[2]。
また、タイ=ミャンマー国境には9ヶ所の公的な難民キャンプが存在し、150,000人のミャンマー難民が生活している[11]。そのうち最大のものはメラ難民キャンプであるが、2014年、タイ政府は過去20年に渡りキャンプで生活していた難民を本国に送還する計画を発表した[12]。