地理マイル
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地理マイル(ちりマイル、英語: geographical mile)は、地球の赤道に沿って1分の角度に相当するものとして定められる距離の単位。国際楕円体1924において、この距離は 1855.4 メートルとされた[1]。2017年版の『The American Practical Navigator』は、地理マイルを 6087.08フィート (1855.342 m)と定義している[2]。より正確な値を求めようとする場合には、楕円体の選択の方が、より厳密な計測よりも、結果に影響するが、世界測地学システム WGS-84 における赤道の長さは 40075016.6856 m であり、これによれば地理マイルは 1855.3248 m となるが[3]、国際地球回転・基準系事業 (IERS) の2010年の条約「IERS Conventions (2010)」では赤道の長さは 40075020.4555 m とされ、地理マイルは 1855.3250 m となって[4]、0.2 ミリメートル長くなる。どの楕円体においても、赤道における経度 1度の長さは、ちょうど 60地理マイルとなる。
地球の形状は、やや扁平な球面であり、地球の外周は、赤道で計測した場合の方が、両極を通って計測した場合よりも 0.168% 長くなる。このため地理マイルは、歴史的に両極を通る外周をもとに算出されてきた海里よりも、わずかに長くなっており、1地理マイルはおおよそ 1.00178海里 である。