堀内昶
From Wikipedia, the free encyclopedia
神奈川県横浜市生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院修了。
専門は、原子核の理論的研究、特に軽い原子核におけるクラスター構造と重イオン反応の研究。東京大学で、小林稔博士(京都大学教授)の弟子で原子核のクラスター物理研究を牽引した池田清美博士(新潟大学名誉教授)に師事。反対称化分子動力学法を用いたAMD模型を開発し、重イオン反応における多重破砕過程の理解に貢献。また、このAMD法を用い軽い原子核におけるクラスター形成のメカニズムの解明に貢献した。原子核の構造と反応を記述するAMD法の開発によって、1996年(平成8年)の日本物理学会論文賞、2000年(平成12年)の仁科記念賞、2007年(平成19年)の紫綬褒章の受章に至った。
京都大学理学部物理学第二教室では小林稔、玉垣良三の後を継ぎ、多くの研究者を育てた。門下生には、翻訳家の青木薫、矢花一浩(筑波大学教授)らがいる。