堪忍袋

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堪忍袋』(かんにんぶくろ)は、落語の演目。益田太郎冠者が、初代三遊亭圓左のために[要出典]書き下ろした新作落語である[1]

喧嘩を防ぐために「堪忍袋」と名付けた袋に不平や怒りの言葉を発して対面では笑顔で過ごす夫婦を描く。

3代目三遊亭圓馬から3代目三遊亭金馬に伝わったとされる[1]。『三遊亭金馬集』の「演目解題」によると、金馬は圓馬から教えられた内容を失念したため、この演目を演じていた3代目春錦亭柳桜から改めて教えられたという[2]

※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]

夫婦げんかの仲裁に入った人物が、立腹のために損をしたり、瓶の中に気に入らないことを話して周囲には笑顔で対応して成功した人物のことを聞かせた上で、「堪忍袋」を作ってその中に気に食わないことを話すよう諭す。それを受けて妻は「堪忍袋」を縫い上げ、夫はそこに不平をぶちまけてから笑った。それを見た妻も同じ袋を口に当てて嫌なことを怒鳴ると笑顔に戻った。訪れた隣家の者がそれを聞いて「自分にも」とやはり袋に妻への不満を話して帰った。

その夜、酔っ払った大工が訪れ、仲間への悪口を言いたいからと袋にしゃべったところ、堪忍袋の緒が切れて、それまでたまっていた悪口があふれ出した。

バリエーション

脚注

参考文献

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