堪忍袋
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※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]。
夫婦げんかの仲裁に入った人物が、立腹のために損をしたり、瓶の中に気に入らないことを話して周囲には笑顔で対応して成功した人物のことを聞かせた上で、「堪忍袋」を作ってその中に気に食わないことを話すよう諭す。それを受けて妻は「堪忍袋」を縫い上げ、夫はそこに不平をぶちまけてから笑った。それを見た妻も同じ袋を口に当てて嫌なことを怒鳴ると笑顔に戻った。訪れた隣家の者がそれを聞いて「自分にも」とやはり袋に妻への不満を話して帰った。
その夜、酔っ払った大工が訪れ、仲間への悪口を言いたいからと袋にしゃべったところ、堪忍袋の緒が切れて、それまでたまっていた悪口があふれ出した。