声区

From Wikipedia, the free encyclopedia

声区(せいく、レジスタ、: Voice register)とは、音楽発声(人声および楽器の発音)の分類に関わる語である。器楽ではパイプオルガンなどで使われる言葉で、声楽用語の声区はパイプオルガンにおける概念を人の声に当てはめたものといわれる。

英語ではvoice-registerなどが使われる。単に「voice」というと声種[1]の意味合いが強いが、声区を指していることもあるため混乱しやすい(voce(伊)やvoix(仏)Stimme(独)など、およびそれらの日本語訳の「声」にも同じことがいえる)。また、voice-registerやvocal-registerが声の「音域」などと訳されていて誤解を生むことがある。

パイプオルガンの発音源であるパイプは、全音域に渡って一種類であることはなく、高い音域は金属製のフルー管、低い音域は木製閉管リード管といった具合に、数種類が使い分けられており、その組み合わせを変えて音色を調整する。この発音体(管)の種類の違いやその組み合わせの違いによる区分がレジスタである。「ストップ(音栓)」と同じ概念とすることもあるが、ストップはレジスタを切り替えるための装置を指すことが多い。

声楽におけるレジスタ

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI