多重下請け構造
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問題点
責任の所在が曖昧になりやすい
多重下請け構造ではトラブルが起きた際に、責任の所在が曖昧になりやすい。クライアントからクレームが入っても、元請けは「当社の責任ではない」と反論する場合が多々みられる[6]。
また、多重下請けでは元請けがほとんど開発に関わっていない場合もあり、元請けが下請けに責任転嫁するケースも多い。トラブルが起きても、開発のどのフェーズで問題が起きたのかを調べるだけでも時間がかかり、トラブルへの対応が遅くなることがある[6]。
エンジニアのスキルアップが難しい
多重下請け構造では、優秀なエンジニアが育ちにくいと言われることが多々ある。多重下請けでは、三次請けや四次請けのエンジニアが、一機能の部品単位やモジュール単位の案件など下流工程が細分化された仕事ばかり任されるため、エンジニアがスキルアップをしづらい環境となっている[6]。
また、多重下請けでは、一次請けや二次請けのエンジニアも管理業務が中心となり、開発のスキルアップがしにくい。特定の業務にしか取り組まなくなり、開発から離れた仕事ばかりこなすことになるため、エンジニアとしてのスキルの向上が見込みにくくなる[6]。