夜の流れ
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あらすじ
料亭「藤むら」の雇われ女将綾(山田五十鈴)は苦労して一人娘の美也子(司葉子)を大学にまで進ませた。「藤むら」のパトロン園田浩一郎(志村喬)は綾に言い寄っているが、綾は靡かない。美也子と園田の娘忍(白川由美)は大学の友人同士であった。美也子と忍は「藤むら」に出入りする芸妓たちとも親しかった。美也子は板前の五十嵐(三橋達也)にひそかに思いを寄せていたが、五十嵐は綾と関係を持っており、五十嵐はそのことで悩んでいた。芸妓の一花(草笛光子)は有能な呉服屋滝口(宝田明)と新生活を始めようとしていたが、別居中の夫野崎(北村和夫)につきまとわれていた。ひょんなことから、母綾と五十嵐の関係を知った美也子は衝撃を受け、五十嵐は綾との関係を断とうとするが、綾が逆上する。これがきっかけとなって綾は園田から切られることになる。夫と縁を切って滝口と暮らし始める一花にも悲劇が訪れ、美也子は母との生活のために芸妓になる決意をするが、母綾は自分のもとを去った五十嵐を追って一人で出ていく。