夢の標本
1998年の日本のテレビドラマ
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あらすじ
キャスト
スタッフ
製作
HTBが全国ネット向けに製作したテレビドラマの3作目である[4]。ドラマ制作と共に、制作の中枢となる監督とカメラマンを局で育成する計画が進行中であったものの、本作の制作は未だ、東京のテレビ朝日の子会社であるメディアミックス・ジャパン(MMJ)との共同となっている[6]。
脚本家の市川森一はかつて東芝日曜劇場(TBS)において、「夢の〜」と題したドラマの脚本を多く手掛けており、そのどれもが、男女の出会いと別れを題材としたものであった。後に東芝日曜劇場から地方局が撤退、市川も親しかったプロデューサーが退職したことで、市川は発表の機会を失っていた。そこへHTBの林亮一、MMJの志村彰が「もう一度、あのようなドラマを」と声をかけたことで、本作の執筆に至った[7]。
撮影は、舞台となる北海道栗山町と札幌市で行われた[1]。栗山ではファーブルの森でオオムラサキの羽化をはじめ、晩夏の栗山の情景も盛り込まれた[1]。オオムラサキ観察飼育舎、王子製紙森林資源研究所、小林酒造も撮影に協力した[2][6]。演出を担当した中山秀一は、市川森一の担当した脚本を「映像化が困難だった」[7]と語っていたものの、市川は、夏季の栗山の風景のもとに製作されたこのドラマを「水彩画のような物語」と評し[1][2]、「仕上がりは素晴らしかった」とも語っていた[7]。