大カトー・老年について
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題名
本書は大カトーが老年について語る対談形式となっており、正題は『大カトー』(Cato Maior)で副題が「老年について」(De Senectute)と思われる。その内容からしばしば『老年について』(ラテン語“De Senectute”、英題“On Old Age”)と呼ばれ、日本語では『老年論』とも呼ばれる。
背景・内容
登場人物
本書は大カトーが将来有望な2人の若者を自邸に招いて、老年論を語る対談の形をとっている。
- マルクス・ポルキウス・カト(大カト):ローマの政治家
- スキピオ・アエミリアヌス(小スキピオ):カルタゴを滅ぼしたローマの軍人・政治家
- ガイウス・ラエリウス:ローマの軍人・政治家で、小スキピオの友人
校訂本
- CICERO:CATO MAIOR DE SENECTUTE, with introduction and commentary, by J.G.F.Powell, Cambridge Classical Texts and Commentaries 28, Cambridge university Press(ケンブリッジ大学出版局), 2004年6月, ISBN 978-0-521-60704-9
日本語訳
- 現行版のもの
- 『老年の豊かさについて』八木誠一・八木綾子訳、法蔵館、1999年、ISBN 978-4-8318-7248-7
- 『大カトー・老年について』中務哲郎訳:『キケロー選集 9 哲学Ⅱ』(岩波書店、1999年12月)に所収、ISBN 978-4-00-092259-3
- 『老年について』中務哲郎訳、岩波文庫、2004年、ISBN 978-4-00-336112-2(上記『選集 9』を文庫化)
- 『老年について』ワイド版岩波文庫、2005年、ISBN 4-00-007251-X
- 『老年について 友情について』大西英文訳、講談社学術文庫、2019年、ISBN 4-06-514507-4
- 絶版のもの
参考文献
- 『キケロー 人と思想173』角田幸彦著、清水書院、2001年、ISBN 4-389-41173-X