大キレット
日本の山岳難所
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概要
近年、関係者の尽力により足場などの設置が施され、以前に比べて危険度は減少している。それでも毎年数名の死亡者と多数の負傷者が出ており、国内の一般登山ルートとしては、今なお最高難度のルートの1つで、一般道に指定されているルート中では日本最難関とされ、"信州 山のグレーディング表"でも最難関(E)[2]に指定されている。上高地より穂高連峰・大キレットを越えて槍ヶ岳に至るルートはアルピニスト憧れのコースともいう[3][1]。
大キレットの通過自体にも3〜4時間かかるが、両端にある北穂高岳、南岳に登るだけでも急登で1日かかることも、大キレットを困難なものにしている。有効なエスケープルートはないので、天候の悪化には注意を要する(A沢のコル(鞍部)より本谷を降りるルートが存在するが、バリエーションであり、むしろ難易度は高くなる)。「すれ違うことも難しい」という言われかたをすることがあるが、すべての箇所がナイフリッジになっているわけではないため、互いに融通すれば相互通行は可能であるが、混雑時には通行に時間がかかることがある[1]。
また、高校の山岳系の部活動などで行ってはいけないルートとして大キレットを指定している県もある。

