大器晩成
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大器晩成(たいきばんせい)は、老子からの言葉。
歴史
大きな人物というのは、世に出るまでには時間がかかるということを意味する。大きな器というのは早く出来上がらないということを例えてこのように言われる。本当の大きな人物というのは、伸びるのが遅く時間をかけて実力を伸ばした後に大成するということである。大きな仕事を成すには時間がかかるという意味でも、この言葉が用いられている[1]。
この言葉は老子の著書である『老子道徳経』を由来とする。そこでは大きな形というのは隙が無いように、大きなな器というのは完成が遅い。器以外にも、音が大き過ぎればそれは聞き取れないし、事柄が大き過ぎればそれを認識することはできないということも述べられている。だがこの言葉は現代において用いられている意味とは異なり、大き過ぎるからこそ完成することができないために良いことではないという解釈もある[2]。この言葉の元々の意味は、大きな器というのは不完全であるという意味であったともされている。だが後の時代の歴史書である『三国志魏志』には、若いときには人望が無く親戚にさえ軽んじられていたものの後に宰相となった人物がおり、このような人物のことを大器晩成というということが述べられている[3]。このことから現在の用法で用いられるようになったともされる[4]。老子が本当に言おうとしていたことというのは、未完成であるということを以て大器であるとするともされている[5]。
脚注
- ↑ 日本国語大辞典,ことわざを知る辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “大器晩成(タイキバンセイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年4月5日閲覧。
- ↑ “大器晩成とは大人物は世に出るまでに時間がかかること|意味・由来・例文・類語などを解説”. Oggi.jp (2024年2月16日). 2026年4月5日閲覧。
- ↑ “「大器晩成」の読み方、意味、由来とは?|人生の後半でこそ見出す自分の価値【座右の銘にしたい言葉】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト” (2024年10月8日). 2026年4月5日閲覧。
- ↑ “大器晩成の意味や由来とは? 例文や英語表現、大器晩成型の有名人も紹介 | マイナビニュース”. news.mynavi.jp (2022年1月14日). 2026年4月5日閲覧。
- ↑ “みんゆうNet 四字熟語”. www.minyu-net.com. 2026年4月5日閲覧。