大戦略SSB
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システムソフト・ベータ移行後に発売されたシリーズ。
- 大戦略SSB
- 発売日:2022年1月27日(PC版)[1],2022年12月8日(PlayStation 4/Nintendo Switch),2025年7月17日(PlayStation 5[2])
- システムソフト・ベータへの版権移行後初の完全新作。マップもユニットも3D。 内容的には『現代大戦略』シリーズの過去作を継いだ形で、マップ間の引き継ぎなどは一切なく、現実世界の情勢をテーマにしたシナリオマップ5本と、フリーモードのみの作品となっている。フリーモード用のマップは無料DLCとしての追加も行われた。なお、パッケージ版・ダウンロード版の区別なく、本作のインストールや更新は独自のランチャー「SSBコネクト」を介してオンラインで行う仕組みとなっている。
- シリーズの長期化に伴うシステムの肥大化により新規ファンが遊びにくいことが問題視されていたことから、『大戦略II』のコンセプトに立ち戻り、過去作より大きくシンプル化されたルール・システムとなった[3]。
- Steam版も予定されていたが、表現されている内容を理由にSteam運営のValveの審査が長らく未了となっており、実質上の販売中止に至っている。これについてシステムソフト・ベータ側は『AUTOMATON』とのインタビューの中で、Valveに問い合わせても詳細な回答が得られなかったとしたうえで、東アジアの特定地域という題材に対して世界各国のプレイヤーがどう見るかを彼らが憂慮したのだろうとと推測している[4]。
- また、家庭用ゲーム機版では実在の国名や地域名を黒塗りにしたが、システムソフト・ベータによるとこの点に関する苦情はなかったという[4][注釈 1]。
- 大戦略SSB2
- 発売日:2026年2月26日(Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5、PC/Steam)
- 前作をベースに、資源の要素やユニットのパラメータの細分化、武装の換装や兵器タイプの追加など再びルールの拡充を図っている。マップについては完全新規の50マップが搭載。
- 使用する勢力の変更や軍資金の増加で難度を調整できる通常マップのほか、登場する戦力や配置が固定されているシナリオモードがある[5]。
- 本作の開発体制はシステムソフト時代からの古株から若手までの三世代のスタッフで構成されており、「トランプ級戦闘艦」といった時事ネタは若手の提案である[3]。ただし、発売当時(2026年)戦争でよく使われていたドローンは戦場の風景を一変させることから敢えて入れない方針が立てられた[5]。
- 前作のValveの審査がなかなか終わらなかったことを踏まえ、事実上パソコンのリーディングプラットフォームであるSteamで販売できるよう、様々な対策が取られた[4]。まず、Steam版ではシナリオモードが削除された。これは、同じマップであっても日本人の視点で描かれたシナリオを相手国のプレイヤーが読んだ際にどう受け取るかを考慮した結果である[4]。一方、FPSやTPSといった他ジャンルで一般的とされているなどの理由から、兵器の名称や所属国はそのままとなった[4]。また、家庭用ゲーム機版については前作同様実在の国名や地域名を黒塗りにしている[4]。なお、Steam以外のルートでシステムソフト・ベータが発売しているWindows版はこれらの修正がなく、これがなかったらすべてを隠さないといけなかったと、長年シリーズにかかわってきた鶴田宗生は明かしている[4]。
- シナリオモードの執筆と設定は危機管理コンサルタントの丸谷元人が担当した[5]。これらのシナリオは「世界の火種」、すなわちいつ現実に起きてもおかしくない場所が舞台として選ばれた[5]。
- ↑ “戦略ウォーシミュレーション『大戦略 SSB』がオンラインショップにて販売開始。“F-35A ライトニングII”のペーパークラフトなど特典情報も公開”. ファミ通.com (2022年1月27日). 2026年4月7日閲覧。
- ↑ “『大戦略 SSB』PS5版が7月17日に発売。兵器の解説やステータスが掲載された“大戦略兵器図鑑”とサントラCDが付属する限定版も登場”. ファミ通.com. 2026年4月7日閲覧。
- 1 2 JP, AUTOMATON (2026年2月19日). “40年続く戦略シムの新作『大戦略SSB2』では“40年前に原点回帰”している。いまや開発元には「3世代分のスタッフ」、超長寿ゆえの模索と挑戦を訊く”. AUTOMATON. 2026年4月6日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 JP, AUTOMATON (2026年2月20日). “硬派戦略シム『大戦略SSB2』は、エロ・グロ一切なしなのに「表現規制版」がある。“Steamで発売できなかった”前作を越え、意地でも審査を通した老舗スタジオの工夫”. AUTOMATON. 2026年4月6日閲覧。
- 1 2 3 4 “[インタビュー]切迫する世界情勢を反映した「大戦略SSB2」のシナリオは,いかにして生み出されたか。執筆した丸谷元人氏に,その狙いと込められた思いを聞いた”. 4Gamer.net. Aetas (2026年2月26日). 2026年4月6日閲覧。