大東亜戦争全史

From Wikipedia, the free encyclopedia

大東亜戦争全史』(だいとうあせんそうぜんし)は、日本陸軍軍人・戦史研究家の服部卓四郎が著した太平洋戦争大東亜戦争)に関する戦史書である[1]

1953年に鱒書房から全四巻として発行され、その後1956年には全八巻が発行された。

1965年には原書房から 増補改訂版が刊行され、1993年には新装版が刊行された12]。

概要

本書は開戦前の外交・戦略から終戦までの軍事・政治・外交を一貫して叙述した通史である。著者は大本営陸軍参謀として戦争指導に携わった経験をもとに執筆しており、日本側の作戦経過や戦争指導について詳細に記述している[2]

構成

  • 第1篇 開戦の経緯
  • 第2篇開戦
  • 第3篇進攻作戦
  • 第4篇 米軍の反攻開始
  • 第5篇 前方要域における作戦
  • 第6篇 絶対国防圏の作戦
  • 第7篇 大陸方面の作戦
  • 第8篇 比島決戰
  • 第9篇 本土決戰
  • 第10篇 終戦の経緯
  • 第11篇 終戰

執筆の経緯

第二次世界大戦終結後、服部卓四郎は復員庁史実調査部長として戦争関係史料の収集・整理に従事した。その後、史実研究所を設立し、大東亜戦争の「正統史」の編纂を進めた。その成果として、1953年に『大東亜戦争全史』が鱒書房から刊行された。本書は戦争指導を中心に叙述され、「機密戦争日誌」などの一次史料をもとに執筆されたとされる

参考文献

  • 秦 郁彦   日本陸海軍総合事典  1991年
  • 防衛省防衛研究所 大本營陸軍部1 1966年
  • 岩井秀一郎『敗北の作戦参謀』2025年08月01日
  • 服部卓四郎『大東亜戦争全史 新装版』原書房、1993年。

脚注

Related Articles

Wikiwand AI