大槻富之助
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研究
微分幾何学を専門とし、曲線・曲面論からリーマン幾何、多様体、接続の理論まで幅広く講義・執筆した。講義では独自の概念として「大槻多様体」「大槻接続」を導入し、測地線の決定に複素関数論を援用する手法などを展開していた。これらは一部の数学者の間で言及されるが、広く標準的な用語として定着したわけではない[2]。
主な著書
- 『微分幾何学』(朝倉数学講座 8、朝倉書店、1961年/復刊2004年、ISBN 978-4-254-11678-6)[4]
- 『微分幾何学演習』(朝倉数学講座 16、朝倉書店、1961年)
- 『接続の幾何学』(至文堂、1968年頃)
これらの教科書は、戦後日本の微分幾何学教育に寄与した[1]。