奥浄瑠璃においては、現在三味線が使用されるが、松尾芭蕉による『奥の細道』によると琵琶が使われたともいわれる[2]。
伝承曲目中に『牛若東下り』『阿弥陀胸割』など、古浄瑠璃に近いのものもある[2]。演奏は、冬期の農閑期に、部落、部落を巡って行なわれていたが、浪曲の隆盛とともにしだいに忘れられ、現在ではほとんど演奏されていない[2]。なお、著名な奥浄瑠璃の伝承者として、北峰一之進(芸名精悦)がいる[2]。
奥浄瑠璃は、1961年(昭和36年)3月31日付けで「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」に選択されている[2]。