孫子算経 From Wikipedia, the free encyclopedia 孫子算経の清代に作られた写本 『孫子算経』(そんしさんけい、簡体字: 孙子算经; 繁体字: 孫子算經; 拼音: Sunzi Suanjing)は、南北朝時代に書かれた算術書であり、唐代に編纂された算経十書(中国語版)の1つとなっている。著者の「孫子」について詳細はよくわかっていないが、兵法書の『孫子』を著したとされる孫武より時代は下る。 『孫子算経』が著された正確な年代はわかっていないが、以下のように、内容から南北朝時代の成立と推定されている[1]。 下巻の問33に「洛陽は長安から900里離れている」とあるが、「長安」という語が使われるようになったのが漢代である。 下巻の問3には「19路四方の盤」とあるが、19路の囲碁は3世紀中頃から見られる。 下巻で「1匹(注:長さの単位)で値段が18000の錦がある。丈・尺・寸当たりの値段はいくらか」という問があるが、孫子算経では473年に変更される前の長さの単位で計算を行っている。 内容 孫子による6561÷9の割り算 フワーリズミー (c. 780 – c. 850) による同じ計算 孫子の開平法 Kūshyār ibn Labbān (971–1029)による同じ計算 孫子算経は3巻から成っている。 上巻 上巻では、度量衡の単位と、算木の使い方(籌算)について詳しく論じられている。算木は春秋時代から使われ、算数書(中国語版)や九章算術にも現れてはいるが、算木を使った詳しい算法についてはそれらに残っていない。孫子算経では、「算木の置き方は、一は縦、十は横、百は立ち、千は倒れる」という置き方[2]や、さらには四則演算をどのように進めていくかも、充分な具体例と共に記されている。 中巻 中巻では、算木で分数を扱っている。計算として加減乗除に加えて、開平法についても扱っている[3]。 下巻 下巻では、問28でのちに中国剰余定理と呼ばれる算法について扱われているほか、問31にキジとウサギを数える「雉兎同籠」(日本では鶴亀算となった)がある。 脚注 ↑ Lam Lay Yong(中国語版) and An Tian Se. "Fleeting Footsteps", p. 4. World Scientific. ISBN 981-02-3696-4. ↑ Lam Lay Yong and An Tian Se, Fleeting Footsteps p55, World Scientific, ISBN 981-02-3696-4 ↑ Lam Lay Yong and An Tian Se, Fleeting Footsteps p65, World Scientific, ISBN 981-02-3696-4 外部リンク 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。 孫子算經 孫子算経 - 国立国会図書館デジタルコレクション この項目は、中国の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:中国/P:歴史/P:歴史学/PJ中国史)。表示編集 この項目は、数学の出版物の書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。表示編集 Related Articles