交流の電力源を入力として、これを整流し、直流の出力として利用する方法はいくつか存在する。
単純にダイオードを用いた半波整流や全波整流回路を組むことはできるが、電圧の時間変動幅が大きく、整った直流の電源を必要とする電気回路に用いるには問題があることが多い。
これに平滑用のコンデンサを組み合わせた程度の回路による脈流出力で十分な場合もあるが、特に電源の安定性を要求するような用途では、シリーズレギュレータやスイッチングレギュレータを用いた安定化電源回路を組む事になる。
とくに、出力負荷の変動に対して電圧の安定性を要求される場合には安定化電源回路を使用する必要がある。
高精度の機種では、化学電池が起電する直流電流よりも精度の高い(ごくわずかな電圧のぶれもない)直流電流を出力することができる。
身近な直流電源である電池は、放電時間とともに出力電圧が変動し、また出力の負荷の大きさによっても変動するものであるのに対して、安定化電源の出力電圧はその能力の範囲内なら時間的な変動も負荷による変動も起こさない。