宿毛線
From Wikipedia, the free encyclopedia
改正鉄道敷設法別表第103号「愛媛県八幡浜ヨリ卯之町、宮野下、宇和島ヲ経テ高知県中村ニ至ル鉄道及宮野下ヨリ分岐シテ高知県中村ニ至ル鉄道」のうち、前段の「…宇和島ヲ経テ高知県中村ニ至ル鉄道」の一部である。なお、同号の他の部分は予讃線・予土線として一部が開業している。
1964年に宿毛 - 中村間が工事線に昇格し、1974年に着工して建設が進められたが、開通に至る前に日本国有鉄道経営再建促進特別措置法(国鉄再建法)施行により工事中断。その後、接続する国鉄中村線(現 土佐くろしお鉄道中村線)を継承する土佐くろしお鉄道が併せて宿毛線の着工区間を開業・運営する方針を打ち出して建設が再開し、1997年に同鉄道宿毛線として開業した。
一方、宇和島 - 宿毛間は国鉄再建法施行の段階で未認可のため工事も未着工であり、引き受け手もなくそのまま未成線となった。その後、愛媛県が2011年に策定した「第五次愛媛県長期計画」では、宇和島 - 宿毛間について、予讃線の高縄半島短絡線構想と共に「採算性も考慮しながら長期的課題として検討を進めます」との文言が盛り込まれた[1]。しかし、2019年に策定され、2021年に改訂された「第六次愛媛県長期計画『愛媛の未来づくりプラン』」においては、宇和島 - 宿毛間を含む在来線の新線建設に関する具体的な言及はなされていない[2]。