寄生獣リバーシ
太田モアレによる日本の連載漫画
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作品概要
あらすじ
- プロローグ
- ある日、目の前で親友たち2人を惨殺された主人公のタツキは、その快楽殺人犯になぜか気に入られて、命を奪われることなく見逃される……。その殺人犯の左手には、異形の怪物・パラサイトが寄生していた。
- 警察の事情聴取を終えて帰宅したタツキは、父親の書斎にあった「地図に記されていた場所」へと向かう。そこは「パラサイト達の食堂」であり、この地域のパラサイト達を束ねるリーダーこそが、タツキの父親である市議会議員・広川であった。
- 尾行していた刑事・深見の機転によって、タツキは窮地を救われたものの、相棒の刑事増田がパラサイトの襲撃により亡くなる。実際にパラサイトを目撃し、大量殺人事件との因果関係から広川に容疑を向ける深見は、パラサイトに復讐しようとするタツキを守ろうとする[5]。
- 序盤
- パラサイト集団の田宮良子は、複数のパラサイトを有する個体「五頭」の実験を開始。パラサイト達は、リーダーである広川を市長選に当選させて、この地域を「パラサイトの根城」にしようと目論んでいた。
- そんな中、タツキに片思いをしていた南真子が、快楽殺人犯・海老沢によって惨殺される。深見の新しい相棒・一ノ瀬は、従妹である真子の仇を討つべく、偶然に海老沢を見つけて、テレホンカードを使って指紋を取り、その後も尾行するが返り討ちにあって死亡する。その指紋から、先日発生した「喫茶店での殺人事件の容疑者」が浮かび上がる[6]。
- 中盤
- 街から旅に出る前に、海老沢はタツキの前に現れ、左手に宿るパラサイトを神と称して「スレドニ・ヴァシュタール様」と紹介し、タツキを警護していた刑事2人を惨殺する。無力さを痛感したタツキは、殺された刑事たちの拳銃を手に入れるが、深見によって拳銃を回収される。その後、海老沢を倒すための武器を得るべく、タツキは弓道部に入部する。
登場人物
主要人物
- タツキ / 広川樹
- 広川剛志の一人息子。高校2年生。親友2人を殺害され、自分に片思いしていた少女をパラサイトに殺害されたことから、復讐を誓う。
- 広川剛志
- タツキの父親で、市議会議員。タツキ曰く、万物を愛する博愛主義者。人間でありながらパラサイト集団を束ねるリーダーとなり、後に市長選で勝利して市長となる。
警察
- 深見
- 東福山警察署の中年刑事。タツキのことを疑って尾行していたが、次第にタツキと仲間意識を持つようになり、互いにパラサイトを倒そうと誓うようになる。
- 増田
- 東福山警察署の刑事で、深見の相棒。タツキを自宅に送る際にパラサイトの襲撃にあって、死亡する。その後、血痕は残っていたが、死体は行方不明となる。
高校の同級生
- 上杉一成
- タツキの親友の一人。冒頭、パラサイトによって惨殺される。一成の兄も同時に亡くなっている。
- 堀田亮平
- タツキの親友の一人。冒頭、パラサイトによって惨殺される。
- 朝河
- タツキのクラスメイトの少女。快活な性格をしている。
- 南と一緒に学校から帰宅していた際に、パラサイトに襲われて南が亡くなり、自身だけが助かる。
- 南真子
- タツキのクラスメイトの少女。眼鏡をかけており、タツキに片思いしていた。
- 朝河と一緒に学校から帰宅していた際に、パラサイトに襲われて亡くなる。
パラサイト
- 海老沢晃平
- 左手にパラサイトがある人間で、泉新一と同じく脳は食われていない。麻薬常習者であり、パラサイトのことを神と崇めて「スレドニ・ヴァシュタール」と名付けている。
- スレドニ・ヴァシュタール
- 海老沢晃平の左手に寄生したパラサイト。
- 「スレドニ・ヴァシュタール」の元ネタは、イギリスの小説家サキの短編小説「スレドニ・ヴァシュター」と推察されている。この小説は、10歳の孤独な少年が、後見人となった夫人を疎ましく思い、庭の片隅の小屋にいたイタチに「スレドニ・ヴァシュター」と名づけ、神様として崇拝する。そして、夫人の死を願ったところ、夫人がイタチに殺されてしまう…という物語である[7]。
- 野田
制作背景
書誌情報
- 岩明均(原作) ・ 太田モアレ(作画) 『寄生獣リバーシ』 講談社〈アフタヌーンKC〉、全8巻
- 2018年8月8日発売[9]、ISBN 978-4-06-512428-4
- 2019年2月13日発売[10]、ISBN 978-4-06-514541-8
- 2019年9月11日発売[11]、ISBN 978-4-06-516973-5
- 2020年2月12日発売[12]、ISBN 978-4-06-518541-4
- 2020年7月8日発売[13]、ISBN 978-4-06-520121-3
- 2020年12月9日発売[14]、ISBN 978-4-06-521729-0
- 2021年5月12日発売[15]、ISBN 978-4-06-523223-1
- 2021年7月14日発売[16]、ISBN 978-4-06-524051-9