中央よりやや上、首都高速の右側に富士フイルム西麻布ビル。同社の生産拠点のある南足柄市はこの高速道路の先、東名大井松田ICが最寄りとなる。
写真フィルムをイメージした色調の熱線吸収ガラスカーテンウォールと、両端のコンクリートの塔状部分が外観の特徴である。前面道路の交差点に合わせた扁平な八角形の水平断面を持ち[4]、両端部に階段、中央部に6基のエレベータを有する[1]。1階以下は鉄骨鉄筋コンクリート構造、2階より上部は鉄骨構造で建設された[4]。八角形の平面に対応するため、当時の建築では稀であった丸型鋼管パイプを使用している点も特徴の一つである[2]。
本建物は、1971年に建築業協会主催の第12回BCS賞を受賞している[1]