富士山さんは思春期

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富士山さんは思春期
ジャンル ラブコメディ学園漫画
漫画
作者 オジロマコト
出版社 双葉社
掲載誌 漫画アクション
レーベル アクションコミックス
発表号 2012年23号 - 2016年1号
発表期間 2012年11月20日 - 2015年12月15日
巻数 全8巻
話数 67話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

富士山さんは思春期』(ふじやまさんはししゅんき)は、オジロマコトによる日本漫画作品。 『漫画アクション』(双葉社)において、2012年23号から[1]2016年1号まで連載された[2]。全67話。中学校のバレーボール部に所属する少年少女を主役とし、思春期の中学生ならではの恋愛にまつわる情動や日常を描いた学園ラブコメディ作品となっている[3]

2006年に『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて『カテキン』を連載していたオジロマコトによる連載作品[4]。 女子バレー部に所属する身長181センチメートルの中学二年生・富士山牧央(ふじやま まきお)と、同校の男子バレー部に所属する身長160センチメートルの中学二年生・上場優一(かんば ゆういち)の恋愛模様を描く[5]

高身長のヒロインとの身長差カップルを扱った作品として複数のメディアで取り上げられており[注釈 1]、『このマンガがすごい!WEB』で行われたインタビューでは、本作を描くことになったキッカケとヒロインの設定について、「木村沙織選手[注釈 2]などがメディアで取り上げられているのを見て、『そういえば、大きくてかわいい子を真っ正面から取りあげた作品はないなぁ』[注釈 3]と思った担当編集者から、『魅力的な高身長ヒロインを描けるのはオジロしかいない』という提案を受けて始めた」「(作者の感覚で)高身長でありつつ可愛く感じられる身長が181センチメートルであった」ということが、作者・担当編集者の両名から語られている[4]

作品の構成面では「モノローグの少なさ」が特徴の1つとして挙げられており[5][6][7]、特にヒロインである牧央にはモノローグが一切存在せず、表情のみで心情が表現されている[7]。これは担当編集者から、「男から見たら女が何を考えているかは解らないものだから」「オジロの画力であれば表情でキャラクターの心情を描けるはず」という提案を受けてのもの。この表現手法に対し、各種メディアやファンからは「心理描写が無いからこそ感じることができるものがある」「現実的でリアルな描写」「キャラクターの感情が理解できる」といった共感や好評価の声が上げられている[6][5]

このほか、『富士山さんは思春期』という作品名に合わせて、各話のサブタイトルが全て「富士山さん△△△△△き(または“ぎ”)」という名称で統一されていることも特徴の1つ。このサブタイトルは担当編集者が考案していることがインタビューで明かされている[8]

2014年に『このマンガがすごい! 2014』で11位にランクイン[4]。この順位について作者のオジロは「とてもうれしいです。ただ、せっかくならもうひとつ上、10位に入りたかったなぁ、と(笑)。」[注釈 4]と述べている。

あらすじ

身長160センチメートルの中学2年生・上場優一(かんば ゆういち)は、学年のマドンナである青田恵子の生着替えを盗撮すべく、バレー部の仲間たちの協力の下、教室の窓から宙吊りになって女子の更衣部屋を覗く。しかし、意に反して身長181センチメートルの幼馴染・富士山牧央(ふじやま まきお)の生着替えを目撃したことで、その衝撃映像が頭から離れなくなってしまう。

青田の盗撮が失敗に終わった同日の放課後、上場のスマホを富士山が拾ったことがキッカケで2人は一緒に下校することになる。そこへ通り掛かった親子連れの幼児が富士山を見るなり「大きい」と一言。日頃「大きい」ことをからかう者に容赦無い富士山が幼児に手を上げてしまうのでは、と上場は危惧するが、富士山は予想に反して満面の笑みで幼児におどけてみせる。その姿に再び衝撃を受けた上場は、気持ちが前のめりになった勢いで富士山に交際を申し込む。すると、意外にも富士山はOKする。

しかし「付き合う」と言っても何をしたらいいかよくわかっていない2人。気恥ずかしさから「友達にバレないように」しつつ、こっそりとメモ書きで会話したり、離れた場所で待ち合わせたり、さり気なく手を繋いだりしながら、思春期独特の距離感での交際が進んでいく。

登場人物

書誌情報

脚注

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