小柳敦史
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深井智朗への公開質問
→詳細は「深井智朗 § 研究不正行為」を参照
2013年、小柳は深井智朗の著書『ヴァイマールの聖なる政治的精神―ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム』の書評を日本基督教学会の学会誌『日本の神学』第52号に寄稿し、その中で「出典が不明な引用や注釈での不正確な文献情報・参照指示が数多くみられる」と指摘[5]。「深井の著作については、すでに同誌第49号にて同志社大学神学部教授の水谷誠も同様の指摘を行っている」[6]として深井の文献資料の取り扱いに苦言を呈した[5]。
小柳はその後も深井の著作の検証を進め[7]、2018年2月に日本基督教学会の当時の三役(片柳榮一理事長、土井健司専務理事、芦名定道学会誌編集委員長)へ連絡を取り、深井智朗の著書『ヴァイマールの聖なる政治的精神―ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム』に用いられている資料の実在に関する問題2点を指摘した[8]。学会は、公正を期し、小柳と深井による学会誌上での公開された質疑応答をとることとし、小柳の質問状、深井の回答、芦名による経緯説明を、9月に発行された学会誌『日本の神学』57号に「暫定報告」として掲載した[8]。
小柳の公開質問状を契機として、深井の研究不正行為疑惑が追及され、深井の勤務校であった東洋英和女学院大学が設けた調査委員会は、研究不正行為を認定した[9]。