小沢章友
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佐賀県佐賀市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
コピーライター等を経て作家になる。1993年『遊民爺さん』で第2回開高健賞奨励賞受賞。
伝奇ロマン、幻想、ホラー、耽美と幅広い作風で活躍。歴史古典の児童用編訳も多く手がける。
『夢魔の森』『闇の大納言』などの、平安を舞台にした、陰陽師の土御門一族を軸に描く王朝ロマン連作「土御門クロニクル」で、陰陽師ブームの先駆者となる[3]。
また女子大にて非常勤講師として文章創作講座を受け持つ[4]。
1979年〜2001年にNHK-FMで放送されたラジオ番組「クロスオーバーイレブン」のスクリプトを担当。そのときに放送されたストーリーも、短編として後に発表しているものがいくつかある。『遊民爺さん』三部作も、津嘉山正種の朗読で放送され、反響を呼んだ。FM40年特別企画として復活した「クロスオーバーイレブン2009」(『遊民爺さん』[5])、「クロスオーバーイレブン2012夏」(『就勝乙女(しゅうかつ・おとめ)』シリーズ)でもスクリプトを担当した。
作風
現実と幻想を織り交ぜたものが多い。子供時代は『千夜一夜物語』『西遊記』『三国志』を愛読したという。「大やけどをするなど現実が辛く、別世界の冒険譚や幻想物語で自分を癒していました。それで、幻想的な世界が好きになったのだと思います。 広告コピーは、クライアントの気持ちを代弁するものですが、小説は反対で、自分の気持ち、精神をむき出しにしないと書けない。やっぱり小説の方が面白くて、作家になりました」[6]と自身が話している。
芥川龍之介や三島由紀夫などの文豪の、作品と実際の人生を幻想的に織り交ぜた小説
- 『龍之介怪奇譚』『龍之介地獄変』『三島転生』
平安を舞台にした幻想譚
- 『夢魔の森』『運命の環』『炎舞恋』『狼蘭末法絵巻』など
現代を舞台にした幻想小説
- 『不死』『怪域』『極楽鳥』『恐怖のKA・TA・CHI』など
古典や歴史を、やさしい日本語で大胆にリライトした児童文学
- 『三国志』『西遊記』『ギリシア神話』『織田信長』『おとぎ草子』『今昔物語』など
人間味あふれる、おかしくほろ苦いユーモアメルヘン
- 『遊民爺さん』シリーズ
すこし不思議で美しい詩的世界
- 『プラネット・オルゴール』
自身の女子大での創作講座を元にした女子大生もの
- 『心配しないでね』『女子大生がヤバイ!』『就勝乙女(しゅうかつ・おとめ)』『女子大生ヤバイ語辞典』