トーリック多様体は1970年代から1980年代にかけて、小田忠雄らを中心に日本では活発に研究された。フィールズ賞受賞者の広中平祐と師弟関係にある。広中平祐の特異点解消理論の発表当時には、この理論が理解できる日本人は、ハーバード大学に留学中の小田忠雄唯一人であると伝えられた。名古屋大学理学部助手、助教授をしていたときに、東海高等学校の先輩である森川壽が同じ名古屋大学理学部数学科で教授をしていた。後に小田忠雄と森川壽は共著で『Algebraic Geometry,Sendai,1985』(日本数学会)を執筆することになった。