小鎖状類
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形態
形態は単純で、軟組織のみで構成される。口は前方に位置し、単純な咽頭を介して繊毛のある袋状の消化器に繋がる。2対の神経と1個の平衡胞を持つ。原腎管は1本[2]。
生殖腺は1個のみ。雄の生殖孔は咽頭直上の背面に開くが、雌には他の扁形動物に見られるような生殖孔がない。精子は鞭毛や繊毛を欠き運動性を持たない。無性生殖がよく見られ、横分裂によって個虫が繋がった鎖状の形態となることがよくある。このことから学名 Catenulida (ラテン語: catenula、小さな鎖)が付けられた[2]。
Paracatenula属には消化器を持たず、細胞内共生する化学合成細菌から栄養を得ている種も存在する[3][4]。
生態
系統
分類
かつては渦虫綱の小鎖状目(カテヌラ目)として分類されていた[9]。渦虫綱は多系統群として解体されており[9]、近年の分類体系では小鎖状綱あるいは亜門とするか、いずれの階級も与えない(たんに小鎖状類とする)ことがある[10]。
6科が属する[11]
- Catenulidae イトヒメウズムシ科 - イトヒメウズムシ
- Chordariidae
- Paracatenulidae(2023年に新設)
- Retronectidae
- Stenostomidae クサリヒメウズムシ科 - ウエクチクサリヒメウズムシ、オオズクサリヒメウズムシ、コガタクサリヒメウズムシ
- Tyrrheniellidae