尾上の松
From Wikipedia, the free encyclopedia
尾上の松(おのえのまつ)は地歌の曲。作者不詳。
歌詞
やらやらめでたやめでたやと、歌いうち連れ尉と姥、
その名も今に高砂の、尾上の松も年経りて、老いの波も寄り来るや、木の下蔭の落葉かく、
なるまで命ながらえて、なおいつまでか生きの松、千枝に栄えて色深み、箏の音通う松の風、太平楽の調べかな。
豊かに澄める日の本の、恵みは四方に照り渡る、神の教えの跡たれて、
尽きじ尽きせぬ君が御代、万歳祝う神神楽、みしみんの前に八乙女の、
袖振る鈴や振り鼓、太鼓の音も笛の音も、手拍子揃えていさぎよや。
あら面白やおもしろや、とぎさぬ御代に相生の、
松の緑みどりも春来れば、今ひとしほに色増さり、深く契りて千歳経る、
松の齢も今日よりは、君に引かれて万代を、春に栄えん君が代は、万々歳と舞い歌ふ。