10月11日にヤップ島の南で発生。当時は熱帯低気圧と台風の区別が明確でなく、台風の定義も曖昧であったため、いつ台風に昇格したかは不明。次第に発達しながら北西に進み、19日朝には石垣島に接近、島は台風の目に入った。当時の石垣島測候所長の岩崎卓爾は、その際の観測値の変化、天候の推移、生物の動向を詳しく報告している[1]。
石垣島を通過した頃から台風は進路を北東に変え、速度を上げて20日早朝に鹿児島県に上陸、四国を通って瀬戸内海に出た後、正午ごろ兵庫県相生市付近に上陸し、中国地方東部を通って日本海に入り、21日昼には青森県を経て太平洋に抜けた。