山口真人

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山口 真人(やまぐち まさと、1980年 - )は、日本現代美術家グラフィックデザイナー映像作家東京都生まれ。

法政大学経済学部卒業後グラフィックデザイナーとして活動。APOGEE椎名林檎J.A.MSOIL&"PIMP"SESSIONSUTなどのデザインに携わった後、現代美術家として活動。SNS時代における"現代の肖像画"として、自撮りを肖像表現の一つの到達点と位置づけ「SELFY[1]」テーマに作品を制作[2]初音ミク[3]涼森れむ[4]佐藤ノア[5]音羽[6]などをモチーフとした肖像画や、YouTuberヒカルとのコラボレーション作品[7]などを発表している。デジタル時代の肖像表現を主題とした制作を行っている。

人物

「最初に「アート」というものを感じたのは、フリッパーズ・ギターの3rdアルバム『DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-』」と語っている。後に高校生の時にアンディ・ウォーホルの展覧会で、牛の壁紙を部屋一面に貼った作品、ダンスの足の運び方の説明だけを描いた『Dance Diagram(Tango)』などの作品に衝撃を受け、アーティストを目指す決意をした[8]

山口は自身の作品について、ポップアートシュルレアリスムなどアートの分野以外に、日本の90年代の音楽・ムーブメントである渋谷系から影響を受け、自身の作風を「極めて主体性のないやり方でエゴを表現しようとしている」と語っている[9]

作風

初期、昆虫のコレクターが自分の標本をつくることを真似て様々なアーティストの作品をサンプリングをする「DotSAMPLE[10]」のシリーズを制作していた。その後「世界中の文化を模倣し、リミックスし、作り直す器」としての「東京」をテーマに、アンディ・ウォーホルからダミアン・ハースト草間弥生、ストリートアーティストのKAWSなどポップアートの大御所の傑作を引用した「MADE IN TOKYO」のシリーズを制作している。

2018年以降、機械を用いた表現活動を行い、掃除ロボットをハッキングした絵画マシーン「Mr.HEAD[11]」の開発、レーザーカッターを改造した独自の描画機を用いた「Digital Objects[12]」のシリーズ制作している。2019年より、スマートフォンに映る人物や風景、静物に着目し、現実と虚像が同居する世界観を描く「トランスリアリティ[13]」のコンセプトを提唱。SNSに映る「自撮り(SELFY)[14]」のイメージをステンシル/スプレーの手法で描き、ペインティングを制作している。

個展

  • 2024年 「REMIXED BY x FUKI COMMITTEE」(SH GALLERY / Tokyo, Japan)[15]
  • 2023年 「TRUEFALSE」(SH GALLERY / Tokyo, Japan)[16]
  • 2022年 「stay pixelated x MAKERS SPACE」(SH GALLERY / Tokyo, Japan)[17]
  • 2021年 「SELFY」(SH GALLERY / Tokyo, Japan)[18]
  • 2019年 「Digital Objects」(Turner Gallery / Tokyo, Japan)[19]
  • 2019年 「Prologue of Trans Reality」(H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI / Tokyo, Japan)[20]
  • 2016年 「MADE IN TOKYO」(Gallery Onetwentyeight / NYC, US)[21]
  • 2015年 「MADE IN TOKYO」(Gallery Speak For / Tokyo, Japan)[22]
  • 2014年 「Plastic Painting」(Gallery Speak For / Tokyo, Japan)[23]

書籍

  • 『SELFY - Superficial Aesthetic -』(画集、刊行記念として京都 蔦屋書店で「EXCLUSIVE POP-UP」を開催)[24]

映像作品

音楽作品

脚注

外部リンク

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