山口貴由
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作風
独特なキャラクターと台詞回し、大胆な構図、止め絵の大ゴマ・アオリ文字の多用と、デビューから一貫して山口ならではの美学に貫かれた作風である。手がける作品のどれもが肉体が破壊され、内臓が飛び散るなどのグロテスクな描写がある。また、登場してすぐに死んでしまう人物でも差はあるもののナレーションなどでキャラクターの味付けを行なう。
美形キャラの印象的な長い睫毛は、山口が小学生のころに観劇した、宝塚歌劇団『ベルサイユのばら』の舞台化粧が原点になっている。登場人物のモデルは自分が実際に会った人物を元にしているが、それ以外は憧れを形にしているという。
少年誌に作品を発表していた時期のコメディ描写は、掲載誌が青年誌に移った『蛮勇引力』から急速に減り、一方性的な描写は増えている。2010年に連載が終了した『シグルイ』においては、ギャグ要素は見られない。
描いてきた主要キャラクターが着用しているアーマー類のデザインは、少年時代に見ていた「ミクロマン」などのメタルキャラクターから影響を受けたと『漫道コバヤシ』に客演した際に明かしている。
人物
作品リスト
- NO TOUCH - 『COMIC劇画村塾』(1986年)
- LORDLESS FENCERS - 『COMIC劇画村塾』(1986年 - 1987年)
- 陀羅尼クン - 『COMIC劇画村塾』(1987年)、原作:小池一夫
- THE SMASHERS - 『COMIC劇画村塾』(1987年)
- バーミン - 『COMIC劇画村塾』(1987年)
- そして次の朝を待つ - 『COMIC劇画村塾』(1988年)
- 高校生 異種格闘技戦 - 『COMIC劇画村塾』(1988年)
- 吉田事件 - 『COMIC劇画村塾』(1988年)
- 螺旋状の秘密 - 『COMIC劇画村塾』(1988年)
- 変化御用 はらら - 『コミックHAL』(1989年)
- 変化御用 はらら - 『ヤングシュート』(1989年)
- 『コミックHAL』掲載分とは異なるエピソード
- サイバー桃太郎 - 『ジャックポット』(1990年)
- (新)サイバー桃太郎 - 『ジャックポット』(1991年)
- 平成武装正義団 - 『ジャックポット』(1992年)
- 愛のうさぎ戦士 - 『ジャックポット』(1992年)
- 炎のうさぎ戦士 - 『ジャックポット』(1992年)
- 悪鬼御用ガラン - 『ジャックポット』(1993年)
- 覚悟のススメ - 『週刊少年チャンピオン』(1994年 - 1996年)
- 覚悟のススメ特別編「絶頂天狗の巻」 - 『週刊少年チャンピオン』(1996年)
- 覚悟のススメ特別編「強化外骨格・雫の巻」 - 『週刊少年チャンピオン』(1996年)
- 首をはねろ! - THE MANHUNTERS - 『週刊少年チャンピオン』(1997年)
- みな殺しのアモール - THE MANHUNTERS 2 - 『週刊少年チャンピオン』(1997年)
- 十五歳の覚悟 - 『週刊少年チャンピオン』(1997年)
- 「覚悟のススメ特別編」2話、「THE MANHUNTERS」2話、「十五歳の覚悟」は、後に『銃声の子守唄』というタイトルで一つの作品集にまとめられている。
- 悟空道 - 『週刊少年チャンピオン』(1997年 - 2000年)
- マカロニほうれん荘 - 『週刊少年チャンピオン』(1999年)、原作:鴨川つばめ
- 『週刊少年チャンピオン』での企画作品。
- 蛮勇引力 - 『ヤングアニマル』(2001年 - 2002年)
- シグルイ - 『チャンピオンRED』(2003年 - 2010年)、原作:南條範夫
- エクゾスカル 零 - 『チャンピオンRED』(2010年 - 2015年)
- 開花のススメ - 『チャンピオンRED いちご』(2011年10月05日 (Vol.28) - 2013年12月5日(2014年Vol.41))、作画:苺野しずく
- 魔剣豪画劇 - 『コミック乱ツインズ 戦国武将列伝』(2013年 - 2014年)
- 衛府の七忍 - 『チャンピオンRED』(2015年 - 2020年)
- 劇光仮面 - 『ビッグコミックスペリオール』(2021年[2][3] - )
カバーイラスト
- 東哲一郎『最強の声と体を手に入れる! マッスルボイトレ』(2018年11月24日、ヤマハミュージックメディア)[4]