山岡文彦
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植物学の研究の主要な部分は、帰化植物に関する研究である。その中で全国の帰化植物を調査するに当たっては、60年代よりの鉄道沿線[1]の調査、高速道路[2]の進展に伴う植物分布の拡大等の調査はもとより、大規模鶏舎等の飼料輸入に伴う侵入、米軍キャンプ地[3]を通じての侵入、港湾周辺、輸入原料加工産業[4]からの侵入等、独特の観点からの調査を行なって来ている。
動物学において、特筆すべきは、聖書の動物の研究である。特に、旧約聖書のレビ記11章、申命記14章にある、イスラエル民族が食することができる「清い動物」と食することができない「汚れた動物」についての考察である。山岡は、それらの動物の清、汚の区別の根拠が、当時のイスラエル民族が出エジプトののち、40年間荒野をさ迷った歴史的背景[5]の中にあるのではないかと考え、裏づけの分析を行なっている。