山田水産
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114-164総トンの底びき網漁船8隻(うち4隻は子会社の長運水産(株)所属)を保有し、北緯25度以北・東経128度30分以西の東シナ海における底びき網漁業(以西底びき網漁業)[1]を行っている。日本国内の以西底びき網漁業専業の事業者は、2001年以降、山田水産グループのみとなっている[2][3][4]。
以西底びき網漁業は、東シナ海の豊富な水産資源を背景に、第二次世界大戦後、西日本の水産業において主要な地位を占め、長崎市のほか福岡市・下関市にも多数の漁業者が存在していた。主な漁法は、底びき網の両袖部に各1隻の漁船がついて引く二艘びき底びき網である[1]。最盛期の1965年(昭和40年)には759隻の以西底びき網漁船が操業していたが[5]、1970年代以降、乱獲による資源状況の悪化を背景とした規制強化や、魚価低迷・燃料油高騰による経営悪化等から減船が進み[5]、更に1990年代に入ると、円高による輸入魚の急増や、漁場における中国・韓国漁船の急増等で経営環境が急速に悪化したことから、転廃業が激増し、大半の漁業者は撤退に至った[3][4]。2021年(令和3年)現在、以西底びき網漁業の操業許可を受けている漁船は、山田水産グループの8隻のみとなっている[6]。