- 1997年 第49回(平成8年度) 日本化学会賞「π共役系の電子物性に関する研究」
それまでの経験化学から、理論化学に基づいた新材料開発への転換に広く貢献した。
合成金属の分子設計、電子材料開発における量子化学的手法の有用性の確立と、特にその手法を応用してポリアセン系材料(PAS、難黒鉛化炭素材料)を負極に用いたリチウムイオン二次電池の開発に関する基礎的研究を世界に先駆けて行った業績、新炭素クラスターの電子物性に関する理論的実験的研究に対して、日本化学会賞を受賞した。
リチウムイオン二次電池は、軽量で高容量、繰り返し充電でき、それまでの電池は使い捨てという固定観念を変えたが、負極に用いられた炭素(ポリアセン系材料)の素材が軽くて金属(リチウムイオン)を吸蔵できるようになったからであり、矢田静邦(鐘紡(株)〜カネボウ〜KRI)と 共に、その作製方法や安定的に動作させる技術を確立し高く評価されている[7][8][9][10][11]。
- 2019(令和元)年度 長崎県科学技術大賞 「新規なナノ炭素質半導体のリチウムイオン電池・キャパシタへの応用」[12]