岡文織物

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業種 伝統工芸(西陣織)
設立 1967年(前身:1690年創業の六文字屋
創業者 岡本文男
岡文織物株式会社
業種 伝統工芸(西陣織)
設立 1967年(前身:1690年創業の六文字屋
創業者 岡本文男
本社 京都府京都市上京区
製品 袋帯、名古屋帯、手機帯、引箔帯、インテリア向け西陣織 textile など
ウェブサイト https://www.rokumonjiya.jp/
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岡文織物株式会社(おかぶんおりもの)は、京都市上京区に本社を置く西陣織の製造企業である。前身は1690年創業の機屋六文字屋で、寺院の法衣製造を起源として約330年以上の歴史を持つ[1]。袋帯・名古屋帯を中心に製造するほか、手機や引箔などの伝統技法の継承、他産地工芸との連携、西陣織を用いた現代的プロダクトの企画などを行っている。

六文字屋は1690年創業とされ、寺院の法衣や武家装束の製造を行っていた[1]。 明治期以降は帯の製造に重点を移し、昭和期に法人化されて岡文織物株式会社となった。

2020年代にはコロナ禍の影響で和装需要が落ち込むなか、SNSを活用した意匠解説、ストーリー性を持たせた商品企画、インテリア用途の開発など、新たな市場開拓に取り組んでいる[1]

2021年には、本社京町家の一角を一般向けギャラリー「榎邸(えのきてい)ギャラリー」として貸し出し、デジタル版画展などのイベントを開始した[2][3]

2024年9月1日付で、岡本夏樹が代表取締役社長に就任し、前社長の岡本就介は代表取締役会長に就いた[4]

事業内容

岡文織物は帯の企画・製造を主力とし、以下の分野で事業を展開している。

  • 袋帯・名古屋帯の製造
  • 手機(てばた)帯の制作
  • 引箔帯の制作
  • 西陣織の意匠・技法に関する情報発信
  • インテリア・ライフスタイル向け textile の開発
  • 他産地工芸との協働企画
  • 京町家社屋を活用した「榎邸(えのきてい)ギャラリー」運営[2][3]

2021年の読売新聞は、帯の意匠解説動画や全身コーディネート提案など、現代の需要に合わせた取り組みを紹介している[1]

他産地工芸との連携

岡文織物は京都以外の伝統工芸とのコラボレーションにも積極的である。 2025年には輪島塗約70点との合同展示・即売会を京都市上京区で開催し、西陣織の帯に漆器を合わせる展示が読売新聞によって報じられた[5]

コラボレーション

岡文織物は、西陣織の技術を活用したキャラクターブランドとの協働企画にも取り組んでいる。

ムーミン(2024年)

2024年には、フィンランドのキャラクター「ムーミン」との初のコラボレーションとなる西陣織帯を発表した。 「ムーミン」や「リトルミイ」のモチーフを西陣織の意匠に取り入れた帯として紹介された [6]

同コラボレーションはムーミン公式サイトでも取り上げられ、帯やバッグなどの関連商品も公開された [7]

Fate/Grand Order 10周年記念企画(2025年)

2025年には、スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』の 10周年記念プロジェクト「OVER THE SAME SKY」の京都パートに 協力し、同企画の周年ビジュアルにおいて、岡文織物(六文字屋) の本社・榎邸や西陣織の帯が背景として使用された。 この京都版ビジュアルは、2025年11月23日および24日の京都新聞朝刊に掲載された [8]

製品

2025年には、オーガニックシルクを用いたベビー向けおくるみ「SILKrumi -シルくるみ-」を発表した。西陣織の技術を応用したテキスタイルを採用し、軽量性と肌触りの良さを特徴としている。 同製品は2025年8月の日経MJの新製品紹介欄で取り上げられた [9]

海外からの視察

2023年には、中国人経営者が京都の老舗企業から長寿経営を学ぶツアーの訪問先として、岡文織物が紹介された[10]

歴代

関連項目

脚注

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