岡本章 (演出家)
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奈良県田原本町出身。奈良県立奈良高等学校卒業[1]。1968年に早稲田大学第一文学部に入学。大学在学中に学生劇団「自由舞台」、能楽サークル「観世会」に所属。また舞踏家笠井叡の「天使館」の開館に参加。1971年、自由舞台のメンバーを中心に「錬肉工房」を結成、主宰する。1972年、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
初期より、言葉と身体の関係を問い直し、声や身体性の可能性を探る。また、伝統演劇の能を現代に活かす活動を持続的に行い、さらに現代演劇の枠を超え、能、舞踏、現代詩、現代音楽、現代美術など、多様な芸術ジャンルとの横断的な共同作業を展開する。
創立より、錬肉工房の全作品を演出する。主な演出作品には、『須磨の女ともだちへ』(1974年)、『水の鏡』(1982年)、『水の声』(1990年)、現代能『無』(1998年)、『ハムレットマシーン』(1998年)、『月光の遠近法』(2005年)、『女中たち』(2005年)、『バッカイ』(2010年)、『オイディプス』(2013年)、現代能『始皇帝』(2014年)、『西埠頭/鵺』(2017年)、『盲人達』(2021年)、『ハムレットマシーン2023』(2023年)がある。1989年より、伝統と現代を切り結ぶ「現代能楽集」のシリーズを開始し、2025年までに16作品を上演。海外公演は、1998年イタリアサンタルカンジェロ演劇祭、2000年韓国華城国際演劇祭、2012年ルーマニアシビウ国際演劇祭、モルドバBITEI国際演劇祭に招聘され演出を行う。2016年度第38回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。2006年より2018年まで、明治学院大学文学部芸術学科教授を務める。