ケイト・ブッシュが19歳の時に発表した1枚目のシングル。この曲は、ファースト・アルバム『天使と小悪魔』(原題:The Kick Inside)にも収録されているほか、1986年のベスト・アルバム『ケイト・ブッシュ・ストーリー』(原題:The Whole Story)には新たにボーカルを録音したニュー・バージョンが収録されている。
題名からわかるとおり、この曲は、エミリー・ブロンテの有名な小説『嵐が丘』を題材にしたものであるが、ケイト・ブッシュは直接には小説からではなく、テレビドラマ化された作品から着想を得たという。
シングル盤のカップリング曲は、同じく『天使と小悪魔』に収録されている「風に舞う羽根のように(カイト)」(原題:Kite)。
また日本では、この曲はバラエティ番組『恋のから騒ぎ』のオープニングテーマ曲としても知られている。1986年には、東芝のビデオデッキのCMソングにも使われた(『歌のトップテン』内の同社CMにて確認)。
アンドリュー・パウエルがプロデュースということで、この曲のミュージシャンは、当時、アンドリューがオーケストラアレンジでかかわっていたアラン・パーソンズ・プロジェクトのお馴染みのメンバーである元パイロットのイアン・ベアンソンとデヴィッド・ペイトン、ステュワート・エリオットが参加しており、アンドリューはベースを担当している。ちなみにギター・ソロは、デヴィッド・ギルモアと思われているが、実はイアン・ベアンソンがクレジットされている。