帆足正音
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マレー沖海戦
元山空は第22航空戦隊に属し、サイゴンを基地として南方作戦に従事していたが、英国東洋艦隊所属の戦艦・プリンス・オブ・ウェールズ、レパルスの出撃を迎え、陸攻部隊による攻撃を企図した。1941年(昭和16年)12月10日午前6時、帆足は敵艦隊捜索にあたる索敵機(96式陸攻)の機長として出撃した。3番索敵線を飛行した帆足機は、帰途に就いた午前11時30分に艦隊を発見。高度3000メートルで接触し敵艦隊であることを確認し、"敵主力見ユ、北緯4度、東経103度55分、針路60度、1145"の無電を発した。その後も触敵を続け攻撃隊の攻撃を確認。英国2戦艦の沈没を見届けサイゴン基地に帰還したのは午後7時20分である。燃料は限界に来ており、機を整列させる間にエンジンは停止した。
この帆足機の行動は絶賛を受け、戦中は教科書に掲載された[1]ほどであった。なお、この時の帆足機搭乗員は田中喜作を除き、1942年3月に帆足が行方不明となった際に運命を共にしている。