希望の糸
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| 希望の糸 | ||
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| 著者 | 東野圭吾 | |
| 発行日 | 2019年7月5日 | |
| 発行元 | 講談社 | |
| ジャンル | ミステリ、サスペンス | |
| 国 |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 | 四六判変型 | |
| ページ数 | 354 | |
| 前作 | 祈りの幕が下りる時 | |
| 次作 | あなたが誰かを殺した | |
| 公式サイト | https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000320526 | |
| コード |
ISBN 978-4-06-514894-5 ISBN 978-4-06-528618-0(A6) | |
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『希望の糸』(きぼうのいと)は、東野圭吾の長編推理小説である。2019年7月5日に講談社より単行本が、[1] 2022年7月15日に講談社文庫版が刊行された[2]。
あらすじ
目黒区自由が丘で喫茶店を営む女性が殺害された。警視庁捜査一課の松宮脩平は、所轄の刑事・長谷部、そして捜査一課警部補・加賀恭一郎らと共に捜査を進める中で、ある少女の存在に辿り着く。
一方その頃、石川県金沢市では一人の男性が病により息を引き取ろうとしていた。その娘は父が作成していた遺言書を読むと、身に覚えのない人物の名が記載されていることを知る。
登場人物
警視庁
- 松宮脩平(まつみや しゅうへい)
- 捜査一課刑事。加賀恭一郎の従兄弟。母の克子とは2年前まで高円寺のマンションで同居していたが、本作の時点では別々に暮らしている。
- 加賀恭一郎(かが きょういちろう)
- 捜査一課警部補・主任。本作の3年前に日本橋署から本庁に異動し松宮と同じ係に所属する。
- 長谷部(はせべ)
- 所轄の刑事。二十代、巡査。松宮とコンビを組み捜査にあたる。
- 坂上(さかがみ)
- 松宮の先輩刑事。
『自由が丘喫茶店主殺害事件』関係者
- 花塚弥生(はなづか やよい)
- 事件の被害者。目黒区自由が丘で喫茶店『弥生茶屋』を営む女性。栃木県宇都宮市出身、51歳。結婚歴はあるが子供はおらずその後離婚しており、上野毛のマンションで一人暮らしをしている。『弥生茶屋』の店内で何者かに背中を刺され殺害された。
- 綿貫哲彦(わたぬき てつひこ)
- 花塚弥生の元夫。職業は製薬会社の営業部長。江東区豊洲在住、55歳。妻とは11年前に離婚しているが、事件の1週間前に彼女のスマートフォンの発信履歴に名前があった。
- 中屋多由子(なかや たゆこ)
- 介護士。30代半ば。5年ほど前から豊洲のマンションで綿貫哲彦と同居しているが、入籍はしておらず内縁の妻にあたる。
- 富田淳子(とみた じゅんこ)
- 遺体発見者。九品仏駅から徒歩10分ほどの一軒家に住んでおり、『弥生茶屋』にはママ友たちと週1~2回通う常連客だった。
石川県金沢市の人々
- 芳原亜矢子(よしはら あやこ)
- 金沢市十間町の料亭旅館『たつ芳』の女将。父の真次から旅館を受け継ぎ、結婚歴は無く旅館の仕事に追われる日々を過ごしていた。弁護士の脇坂から父の遺言書を受け取り、その思いを知る。
- 芳原真次(よしはら しんじ)
- 亜矢子の父。半年前に肺癌が見つかり、余命わずか。元は芳原家に婿入りし、義父母(亜矢子の祖父母)から『たつ芳』を受け継いでいた。癌が深刻だと判明した後に亜矢子に向けた遺言書を公証役場で作成している。
- 芳原正美(よしはら まさみ)
- 亜矢子の母。亜矢子が6歳の頃交通事故に遭い脳に損傷を受ける。一命は取り留めたが深刻な後遺症が残り、夫の真次が十数年介護を続けたのち亜矢子が高校生の頃に息を引き取った。
- 脇坂明夫(わきさか あきお)
- 弁護士。金沢市大手町に『脇坂法律事務所』を構える。真次とは同年代で亜矢子の祖父母の代から付き合いがある。真次が作成した遺言書の証人の一人であるため内容も知っており、その遺言書を亜矢子に託す。
- 山本一郎(やまもと いちろう)
- 行政書士。脇坂の知り合いで、同じく遺言書の証人の一人。
- 戸田(とだ)
- 真次を担当する医師。
プロローグ登場人物
- 汐見行伸(しおみ ゆきのぶ)
- 建設会社勤務の男性。33歳で結婚し、妻の怜子との間に長女の絵麻と長男の尚人が産まれ2人の子供を育てていた。だが、絵麻と尚人が妻の実家がある新潟県で義母(子の祖母)と共に十日町市に滞在していた最中に中越地震が発生し、崩壊した建物の下敷きになったことで子を亡くす。
- 汐見怜子(しおみ れいこ)
- 行伸の妻。フリーのフラワーデザイナー。元は行伸と同僚で彼の後輩だった。長岡市の実家に子を連れて里帰りするのが毎年秋の恒例行事だったがこの年は仕事の都合で2人の子だけが帰ることになり、その後子が震災の犠牲となったことを悔やんでいる。